確定申告でお金が戻るという話。源泉所得税、年末調整について。

確定申告をすると国から支払った税金が戻ってくる。


会社務めの人などはこういう話を聞いた事があるのではないでしょうか。


ただ意外にこの「確定申告」が何なのかという事や、

その確定申告によってお金が戻ってくるという理屈など、

その辺りの事をあまりわかっていない人が多かったります。


何故か私のブログは税金関係のキーワードで訪問される方も多く、

その中には「確定申告 お金が戻る」なんていうキーワードも多いので、

今日はその辺りの解説をしておこうと思います。

確定申告と源泉所得税と年末調整。


そもそも確定申告とは何なのかというと、

これは基本的には所得税の「確定」した所得を

自主的に税務署へ「申告」するというもので、

その行為そのものが「確定申告」というものになります。


基本的にはその申告内容で納税すべき税金の金額が決まり、

その金額を納税していくというのが日本の税金制度の基本です。


ただ一般的に会社務めをされているサラリーマンの方などは

毎月分の給料の中から「源泉所得税」というものが引かれ

その差額が会社から支給されているはずです。


この源泉所得税も所得税の1つで、

これは毎月決められた計算に基づく所得税分を

会社が変わりに社員等から徴収して納税していくというもの。


ただこの源泉所得税は基本的に、

“毎月その給料をもらい続けた場合の税額”

を基準に算出される為、

基本的には本来の所得税よりも多めに徴収されます。


例えば1カ月限り100万円のボーナス給のようなものが出ると、

その100万円の給料が12カ月継続するという前提で、

その12分の1に近い金額が源泉所得税として引かれるわけです。


ただ実際はその収入は1カ月キリのもので、

それ以外の月の収入が50万円だった場合、

その100万円の月の源泉所得税は確実に過払いとなります。


その過払いとなった税金を調整するのが

年末時期に行われる「年末調整」というものです。


年末調整は毎月差し引いている源泉所得税の金額を調整し、

過払いになっている税金分を差し引かないなどの方法で、

社員1人1人の税額を会社側が調整する手続きの事を言います。


つまり確定申告は自分が所得を申告するもので、

年末調整は会社側が所得税の金額を調整するものという事で、

それを行う対象者が全く異なるわけです。


基本的に給料をもらっている側の個人が年末調整をする事はありません。


源泉所得税の年末調整後、確定申告が必要になる人。


基本的には年末調整で会社員の税額は正しいものになります。


この月々の源泉所得税と年末調整で全ての所得税を納税出来ている人は

とくに個人で確定申告を行うような必要は無いというわけです。


ただここで確定申告が必要になってくる人は

他の副収入や別会社からの「他の給与」がある人や、

医療費控除、雑損控除緒、住宅ローン控除などの「控除」がある人です。


要するにまだ他に所得がある人はそれを申告する義務があり、

逆に控除できるものがある人はそれを申告する事で、

控除額に該当する分のお金が手元に戻ってくるという事です。


つまり確定申告でお金が戻ってくるというケースは

会社員として源泉所得税を毎月納めていた人が

その年の税金を安く出来る控除額がある場合で、

その控除額を計算すれば確定申告で、

幾らの税金が手元に戻ってくるかもおおよそ計算できます。


もしくは毎月の給与の変動が余りに大きく、

年末調整で所得税を調整しきれなかったような人ですね。


その場合は過払い分の税金がそのまま戻ってきます。


基本的に税務署は税金を払い過ぎていても連絡をくれません。


源泉所得税の過払いがあるような人や

控除を受けられるような人は

しっかりと確定申告をしてお金を戻してもらいましょう。


以上、尾島のちょっとした税金知識でした。


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2014年1月21日 | コメントは受け付けていません。 |

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