与沢翼さんが破産?株式会社フリーエージェントスタイルが資金ショート。

尾島です。


昨日の4月26日、あの与沢翼さんが、

自身が経営する株式会社フリーエージェントスタイルにおける、

実質的な経営難、資金ショートを自身のブログ、

フェイスブックなどで公開された模様です。


業界的には「また計画倒産だろ。」という意見から

「あんな派手な生活をしていれば当たり前だ」という意見まで、

この実質的破産報告が「偽装か真実」かで見解が割れています。

与沢翼さんが破産?フリーエージェントスタイルが資金ショート。


では、実際のところどうなのか。


外部の人があーだこーだ述べている意見より、

まずは当の与沢翼さんのブログなどに書いてある、

与沢翼さん自身の報告内容を踏まえて色々と考察してみたいと思います。・


まずブログ、フェイスブックの冒頭で述べられているのは

このような株式会社フリーエージェントスタイルにおける、

経営状況、資金状況の報告です。


・2013年8月期決算の法人税、住民税、事業税
 総額2億5千万円の支払いのうち約1億1千万円は支払ったが
 残り1億4千万円が支払えていない

・同時期2012年8月期の修正申告分の税金として8900万を支払った



要するに2013年8月期決算で2億5000万円の税金が確定し、

本来であればその全額を支払う必要があるものの、

2012年8月期の決算内容に売上の申告漏れか

何か大きな経費関係の否認を指摘され、

2013年の税金と併せて約9千万円ほどの修正申告を求められた模様です。


要するに2012年、2013年と併せて

計3億4000万円を納税する必要性が生じ、

そこから2億円ほどは支払ったものの

残り1億4000万円が支払えなかったという状況らしいです。


そもそも2013年8月期決算で2億5000万円の税金という事は

決算時には5億円ほどの「計上利益」があった事になります。


それは2012年についても同様かと思うのですが、

何故、5億円もの「利益」を計上出来た会社が

2億5000万円、ならびに9000万円の修正申告に伴う

計3億4000万円の税金を支払う事が出来ないのか。


「あんな派手な生活を送っていれば当然だろ。」


と思われるかもしれません。


ただおそらくですがあの派手な私生活にかかっているお金は

大半が「会社の経費」に充てられているはずなんです。


派手な私生活の維持費用の9割は実質「会社経費」で賄える。


つまり「総額5億に上る計上利益」は、

「売上」からその「経費」を全て差し引いたものなので、

あの高層マンションや家賃500万円のオフィスなどの経費は

全てその「売上」の方から差し引き済みだという事。


まあ、与沢翼さん自身が居住しているマンションについては、

「自宅兼オフィス」という扱いで家賃の半分だけは経費として認められ、

残り半分は自己負担になっている可能性もありますが、

基本的にそういう扱いになるのは1つのマンションのみです。


よって仮に3つ、4つと高級マンションを借りていたとしても

経費として認められないのはそのうちの1つのマンションの

家賃総額のせいぜい半分くらいという事で、

それ以外は全て「事業所」扱いで全額が経費になります。


車についてもおそらく社用車にしているはずですので、

ロールスロイスなどの購入費用については、

新車であれば6年、中古であれば2~5年の減価償却になりますが

これも基本的には経費になっているはずです。


それ以外の日々のパーティやら飲み会やらの費用は

当然、全て「接待交際費」で経費にしていたでしょうから、

与沢翼さんを取り巻くあの華やかな私生活にかかるお金は

ほぼ9割以上は「会社経費」で落とせていたはずです。


あえて経費に出来るものを経費にしない人はいませんし、

そうできるように全てを会社名義などにして、

与沢翼さん自身の個人財産にもしていなかったと思います。


つまり総額2億5000万円の法人税、住民税、事業税に伴う

5億円もの「計上利益」は、ほぼ間違いなく

会社の売上からそれらの経費全てを差し引いたものなので、

派手な私生活に散財していたであろうお金については、

既に経費として差し引かれていると考えられます。


そう考えると2億5000万円の税金を支払ったとしても

そのまま2億5000万円ほどの現金は残るはずで、

2012年8月決済期の修正申告分、

9000万円を支払っても1億6000万円は残るはずなんです。


勿論、2013年8月決算期の後も派手な私生活を継続していますから、

2013年の9月から、本年2014年の4月までの、

計8カ月間でどれくらいの散財をされていたか。


これがポイントにもなってきます。


2013年8月決算期以降の散財状況。


ただ与沢翼さんの会社には2012年以前にも

積み上げてきた「計上利益」に伴う現金があったはずです。


当然これも派手な私生活に伴う散財費用を

ほぼ全て「経費」にした上で計上してきたものなので、

どう考えても億単位の現金ストックはあったものと思われます。


まあ、仮にそれが全て無かったとしても、

2013年9月から本年4月までの8カ月間で

1億6000万円以上もの散財をしてきたというのでしょうか。


これは1カ月あたり2000万円に相当しますが

500万円のオフィスの家賃等を考えても

このような圧迫された経済状況で、

それ以上の散財をしてきたとはちょっと考えられません。


現実的な観点で与沢翼さんの主張を見ると、

この辺りがどう考えてもおかしいと思うわけです。


その上で与沢翼さんは

フェラーリ、ロールスロイス、ベントレー3台を売却し、

住宅なども全て解約していると主張しています。


これが仮に事実ならこの売却益だけでも、

数千万円のキャッシュを更に手にしている事になります。


先ほどの仮説の中に更に数千万のキャッシュが追加されるんです。


どう考えても2013年分、2億5000万円の税金と、

2012年分9000万円の修正申告に伴う税金、

これら全てを支払って資金がショートするというのはおかしい気がします。


更に株式会社フリーエージェントスタイルが本店を構える

賃料500万円とされる黒崎ビルには

約5000万の敷金(保証金)を収めているという事ですので、

これを解約した時点で大半の現金は返還されているはずです。


2013年8月期に5億の計上利益が出ている会社に、

3億4000万円の納税義務が生じたところで、

これまで積み上げてきた現金ストックと、

フェラーリ、ロールスロイス、ベントレー3台の売却益に、

約5000万の保証金の返還などを含めて考えれば、

どう考えても「資金ショート」が起きるのはおかしいわけです。


与沢翼さんの思惑。


この表目上の数字だけを追うのであれば、

与沢翼さんの実質的「破産」宣告は完全に「ブラフ」であり、

演出だと思った方がいいかもしれません。


実際にこの事でまた与沢翼さんが話題になるのも事実。


また再帰を果たせばそれもまた演出に使えます。


勿論、与沢翼さんのビジネススタイルを考えると、

現状、大きな売上の低迷があった事も間違いありませんので、

今後のキャッシュフローを考えると、

賃料500万円のオフィスや100名もの雇用人員は

どう考えても無駄な諸経費を生んでいたと思います。


その辺の「事業縮小」を話題性を伴って、

大々的に行う事が今回の破産報告の目的なのかもしれませんね。


普通にオフィスを移転して、人員を削減していくと


「与沢翼は今、そうとう苦しい。」「儲かっていない。」「終わった」


というような事を外部から指摘されていきますので、

そのような状況で自己ブランドの低下を作ってしまうなら、

いっその事、「自己申告」をして話題を作り、

このような形を取った方が得策だと考えたのではないかと思います。


「酒と見栄と女に狂った典型的なアホ経営者です。」


と自身のブログやフェイスブックで告白している通り、

周りにこれを言われていくのと、

これを完全に自己申告してしまうのとでは世間的な印象は全く違います。


ここからまた「ゼロからの復活」みたいな演出をすれば、

そこでまた話題を集めていく事も出来ますからね。


ただ、与沢翼さんのブログに書かれていた主張で、

一点だけ私も同意を覚える記載事項がありました。


こちらです。


プロダクトローンチの中毒性

軸がないのにマーケティングだけで売れてしまうと人格が崩壊します。
何度も何度も売らなければと思ってしまう依存性があるからです。

ただ、ローンチをしている人、
していく人を批判しているわけではありません。

自分が今後ずっとやっていくのは、もう無理だと考えたということです。

これからの時代のメーンステージは、高額少数の時代ではなく、
少額多人数の時代であり、売り込みではなく、
口コミの時代になるかと思います。


これが本音なのかはわかりませんが、

これは一理あると思いますし、そうなっていくと思います。


私も高額な参加費用を頂く企画をやっていますが、

基本的に一時的な販売期間を設けての

プロダクトローンチを仕掛けるような売り込みはやっていません。


私は自分の企画を可能であれば一生涯続けたいと思っていますので

今はこちら側の人員数と業務状況の関係から、

一時的に「予約制」で参加枠の方をお待ち頂く形にしていますが

それでも企画そのものを打ち切る予定は今のところありません。


決して「一時的な売り込み」によって参加者を集めるのではなく

長期的な口コミ効果なども含めていった上で、

長くより多くの参加者を集めていきたいと考えているわけです。


ただ「アフィリエイター」という立場、

またアフィリエイトビジネスをコンサルしていく上では、

私は「一時的な売り込み」を主体とする

高額系の塾などは絶対に勧めませんし、勧めさせていません。


この業界に多く見られる期間を限定して参加者を集い、

後追いでコンテンツを提供していくような高額塾では、

その中身を正当に評価する事が出来ないからです。


つまり与沢翼さんの言う「口コミ」が起きないという事です。


そんな「あるべき口コミ」が起きないマーケティング戦略。


それが今、この業界の売上を多く占めている、

プロダクトローンチを駆使していく高額塾の「売り方」です。


与沢翼さんの言うように、それがまかり通る時代は終わりが来ます。


正しく「中身」が評価されるものが支持され、

売上を伸ばし、また多くの人の手に渡り支持されていく。


そういう業界になっていくと思いますし、

そういう業界にしていかなければならないと思います。


それが「力のあるアフィリエイターやマーケッターの役目」ではないでしょうか。


与沢翼さんの実質的破産宣告の真相はわかりませんが、

与沢翼さんがそのビジネススタイルや方向性を改め、


「少額多人数の口コミを主体とするビジネスモデル」


を志していくのであれば、それは良い事だと思います。


まあ、実際のところ、どうなっていくかはわかりませんが・・・。


どちらにしても資金ショートという点に関しては

私としてはどうも「数字が合わない」と思うところがありますね。


ただ今回は依然のアパレル会社を倒産させた際とは状況が違います。


仮に本当に資金ショートを起こしているとすると、

相手が国税となれば債権、債務の世界ではありませんからね。


仮に与沢翼さんの報告が全て事実なら・・・

一体、どのような経費にならないようなものに

お金を使ってきたのかが気になるところです。


ギャンブルとか?


まあ、どちらにしても真相は彼にしかわかりません。


以上、私なりの与沢翼さん破産騒動への見解でした。


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2014年4月27日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリー:ビジネス講座

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